入室しやすい巨石で構築された横穴式石室が完存!
桜井駅から大宇陀方面のバスに乗り、下尾口で降りて国指定史跡の赤坂天王山古墳まで歩くというのが古墳巡りの通常のパターンではないでしょうか。バス停からは畑を挟んで正面に赤坂天王山古墳のあるこんもりとした雑木林がよく見えます。その赤坂天王山古墳から左方向(東側)に目を移すと今回の越塚古墳のある森が視野に入ります。谷の奥まったところです。動画冒頭にあるように、個人のお宅の建物の裏山です。
見どころは、完存する15.4mもある長大な横穴式石室。しかも驚くほど入室が容易です。同じ横穴式石室の赤坂天王山の場合、開口部及び羨道が土砂の堆積で入室をためらう人も少なくありませんが、越塚古墳の場合、多少、開口部付近は低くなっているものの、背を屈めれば問題なく入れます。 閉塞のしかたは人頭大の石を積んでいて、両古墳とも同じです。しかし残っている赤坂天王山の開口部は狭くなっていますが、ほぼ同じ時期に造られている越塚古墳は、その閉塞石が残っていないのです。石棺の基底部分しか現在確認できないことから考えると、徹底的に盗掘されたのでしょうね。ただ、その分、赤坂天王山古墳の一回り小型といわれ、ほぼ同じ時期に造られた越塚古墳から、赤坂天王山古墳の石室を想像することができます。ただ、赤坂天王山は方墳、こちらは円墳ということもあり古墳を造った豪族は異なるグループのようです(「桜井の横穴式石室を訪ねて」桜井市立埋蔵文化財センター、2010)。初回のブログはこちらです(クリック)(撮影 2017年12月下旬)。


にほんブログ村
桜井駅から大宇陀方面のバスに乗り、下尾口で降りて国指定史跡の赤坂天王山古墳まで歩くというのが古墳巡りの通常のパターンではないでしょうか。バス停からは畑を挟んで正面に赤坂天王山古墳のあるこんもりとした雑木林がよく見えます。その赤坂天王山古墳から左方向(東側)に目を移すと今回の越塚古墳のある森が視野に入ります。谷の奥まったところです。動画冒頭にあるように、個人のお宅の建物の裏山です。
見どころは、完存する15.4mもある長大な横穴式石室。しかも驚くほど入室が容易です。同じ横穴式石室の赤坂天王山の場合、開口部及び羨道が土砂の堆積で入室をためらう人も少なくありませんが、越塚古墳の場合、多少、開口部付近は低くなっているものの、背を屈めれば問題なく入れます。 閉塞のしかたは人頭大の石を積んでいて、両古墳とも同じです。しかし残っている赤坂天王山の開口部は狭くなっていますが、ほぼ同じ時期に造られている越塚古墳は、その閉塞石が残っていないのです。石棺の基底部分しか現在確認できないことから考えると、徹底的に盗掘されたのでしょうね。ただ、その分、赤坂天王山古墳の一回り小型といわれ、ほぼ同じ時期に造られた越塚古墳から、赤坂天王山古墳の石室を想像することができます。ただ、赤坂天王山は方墳、こちらは円墳ということもあり古墳を造った豪族は異なるグループのようです(「桜井の横穴式石室を訪ねて」桜井市立埋蔵文化財センター、2010)。初回のブログはこちらです(クリック)(撮影 2017年12月下旬)。


にほんブログ村






