くっきりはっきり円文が!
訪ねたのは古墳巡りをはじめて暫く経った2017年の10月末のことです。幸い、事前に玖珠町に連絡したところ、いくつかの古墳を案内して頂けるとのこと。実にラッキーでした。今回の鬼塚古墳、個人さんのお宅にある古墳石室ですが、丁寧に保存されていてただただ感心しました。そのご主人いわく、日によって円文の見え方が違うそうで、お邪魔した日は「今日は本当によく見える」といわれていました。その後、いくつか装飾古墳を訪ねましたが、公開されているものの多くはガラス越しの見学で、しかも保護のためか照度を落としてあるためにぼんやりしか見えず残念でした。ところが今回の鬼塚古墳、振り返ってみても別格です。その模様は子供でも描けるものとはいえ、驚くのは、これが1300年以上に誰かが何かを意図して描いたという点です。朱はベンガラだそうです。円文だけでなく、被葬者を乗せて送った船も描かれています。そういわれてみれば、そのようにも見えます。古墳の墳丘はほとんど削られ、石室だけ(それも羨道が欠損)が川原石で固められたかなり変則的な保存状態ですが、それだけにこの装飾模様の重要さがわかります。
石室見学の後、南側に見えた中世に築かれた玖珠城跡(国指定史跡)を訪ねましたが、土塁が数多く残されていて驚きました。玖珠町は交通の要衝だったと聞き、それは古墳時代以来、変わらなかったことが確認できました。鬼塚古墳見学に際しては所有者の方の了解が必要です(撮影2017年10月末)。



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訪ねたのは古墳巡りをはじめて暫く経った2017年の10月末のことです。幸い、事前に玖珠町に連絡したところ、いくつかの古墳を案内して頂けるとのこと。実にラッキーでした。今回の鬼塚古墳、個人さんのお宅にある古墳石室ですが、丁寧に保存されていてただただ感心しました。そのご主人いわく、日によって円文の見え方が違うそうで、お邪魔した日は「今日は本当によく見える」といわれていました。その後、いくつか装飾古墳を訪ねましたが、公開されているものの多くはガラス越しの見学で、しかも保護のためか照度を落としてあるためにぼんやりしか見えず残念でした。ところが今回の鬼塚古墳、振り返ってみても別格です。その模様は子供でも描けるものとはいえ、驚くのは、これが1300年以上に誰かが何かを意図して描いたという点です。朱はベンガラだそうです。円文だけでなく、被葬者を乗せて送った船も描かれています。そういわれてみれば、そのようにも見えます。古墳の墳丘はほとんど削られ、石室だけ(それも羨道が欠損)が川原石で固められたかなり変則的な保存状態ですが、それだけにこの装飾模様の重要さがわかります。
石室見学の後、南側に見えた中世に築かれた玖珠城跡(国指定史跡)を訪ねましたが、土塁が数多く残されていて驚きました。玖珠町は交通の要衝だったと聞き、それは古墳時代以来、変わらなかったことが確認できました。鬼塚古墳見学に際しては所有者の方の了解が必要です(撮影2017年10月末)。



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