墳丘、石室、副葬品と三拍子揃った見応えある古墳!  
 高崎市には古墳時代後期に造られた前方後円墳が数多く残されていますが、この古墳は綿貫観音山古墳と並び横穴式石室が残されており、しかも内部の見学が可能という点で貴重です。ともに国指定文化財です。二基の古墳、名称に観音が含まれているので、いつもあれどっちだっけと迷います。今回の八幡観音塚古墳は高崎駅から北西方向に5km ですが、これで3回目の訪問も、高崎市のコミュニティーバス、ぐるりんバスを利用。ぐるぐる周っていくためでしょうか。かなりの時間(45分ほど)揺られなくてはなりません。  100mを少々切る前方後円墳の墳丘の特徴は、発達した前方部です。後円部が3段なのに、4段築成ですし、後円部の径74mに対し、前方部幅は91m。高さも14mと後円部よりも2m高いのです。嬉しいことに、墳丘に登れるので、その形を実感することができます。横穴式石室は1945年3月という終戦直前に、地元の方々が防空壕を掘っていて偶然に発見されたのだそうです。終末期に近い時期の築造ですが、切石ではなく大型自然石を積み上げて造られています。よくいえば素朴です。手つかずのままに残されていた銅鏡、武具、馬具、金環、須恵器等の副葬品は重要文化財の指定を受け、古墳近くの観音塚考古資料館で常設展示されています。全国の古墳を歩いているとせっかく発掘された副葬品が現地では見られないという例が少なくありません。その意味でも貴重です。前回のブログはこちらです(クリック)(撮影 2025年7月初旬、2019年10月中旬)。 PNG 八幡観音塚古墳(高崎市)石室イメージ図
PNG 八幡観音塚古墳(高崎市)三訪版
PNG八幡観音塚古墳所在地マップ
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