バルーンから見る圧巻の仁徳天皇陵古墳
世界遺産に百舌鳥古墳群が、古市古墳群とともに世界遺産に登録されたのは、2019年7月。その直後から、仁徳天皇陵古墳を含む大型前方後円墳を訪問者に如何に見て貰うかが課題だったようです。たしかに考古学者など専門家は別にして、百舌鳥古墳群を地図を片手に歩いても、見えるのは住宅やマンションの隙間からのぞく緑の森ばかり。とりわけ墳丘だけで486mもある仁徳天皇陵古墳などは、JR阪和線の三国ヶ丘駅と百舌鳥駅の間を占領(?)していることがgoogle mapなどからもわかります。しかも、両古墳群ともに、大型前方後円墳は陵墓指定されているものが多く、そのために、せいぜい、前方部中央にある拝所あたりから、その大きさを想像するしかありません。どこが世界遺産なのかという声が聞かれても不思議はありません。
それでも羽曳野市、藤井寺市にまたがる古市古墳群のほうは、古室山古墳(150m)(クリック)、大鳥塚古墳(110m)(クリック)と宮内庁管轄下にない100m超級(古墳群では中規模)の前方後円墳)に上ることができ、その規模を体感することができます。 残念ながら、百舌鳥古墳群では、墳丘に常に上れるものはないのです。でも、世界遺産に登録されたからには、巨大前方後円墳が、これだけ造られ、1500年もの間、その姿をほとんど変えずに現在に至っていることは確かで、それを地上からではなく、上空から確認できたら、どんなに素晴らしいことか、と考えたとしてもおかしくはありません。
実際、この超大型前方後円墳を体感しようと退職記念にと大枚叩いてヘリコプターをチャーターして百舌鳥古墳群の上空を飛んだのは2013年3月のことでした。実に雄大でしたが、高度400mと高すぎたのと、あっという間に古墳群上空を通り過ぎてしまったためか、今一つの印象でした。その点、今回のバルーンは高さ100mと低く、しかも仁徳天皇陵古墳の拝所(つまり前方部の中央)の上から、全体を眺めることができるので、これ以上のビューポイントはありません。まさに絶景です。
しかも、西を見れば大阪湾が広がり、さらに南に目を移せば、淡路島もみえます。あの大阪湾から上陸した各地(半島を含む)の首長らが、この巨大モニュメントを見て、どのように感じたのでしょう。ヤマト王権としては、強大な権力を見せつけたということになるのでしょうか。
加筆した百舌鳥古墳群のウォーキングマップをみればおわかりのように、仁徳天皇陵古墳に加え、南東方向をみると、数年前に墳丘の木々を伐採して形がよくわかるようになった長さ146mのいたすけ古墳(5C前半)、2007年の西日本豪雨などで倒木が相次いだ203mの御廟山古墳(5C前半)、木橋が2012年に発見されたことで注目を浴びた長さ300mのニサンザイ古墳(5C後半)、そして古市古墳群の応仁天皇陵古墳につぐ長さ365mを誇る履中天皇陵古墳が、よく見えます。地図片手に歩いた時には、よくわからなかった位置関係も、バルーンからだとよくわかります。 それにしても、長さ第三位の履中天皇陵古墳が可愛らしくみえるほど、仁徳天皇陵古墳は巨大です。そのことを確認できただけでも、乗った甲斐がありました。バルーンは、私が乗った際には、風があったこともあり、乗客は11名、滞在時間は10分ほど。あっという間でした。高所恐怖症であれば別ですが、お勧めです。10日前から可能な予約がお勧めです(大阪・堺バルーンのサイト)。一人4200円です(撮影2026年6月中旬)。


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世界遺産に百舌鳥古墳群が、古市古墳群とともに世界遺産に登録されたのは、2019年7月。その直後から、仁徳天皇陵古墳を含む大型前方後円墳を訪問者に如何に見て貰うかが課題だったようです。たしかに考古学者など専門家は別にして、百舌鳥古墳群を地図を片手に歩いても、見えるのは住宅やマンションの隙間からのぞく緑の森ばかり。とりわけ墳丘だけで486mもある仁徳天皇陵古墳などは、JR阪和線の三国ヶ丘駅と百舌鳥駅の間を占領(?)していることがgoogle mapなどからもわかります。しかも、両古墳群ともに、大型前方後円墳は陵墓指定されているものが多く、そのために、せいぜい、前方部中央にある拝所あたりから、その大きさを想像するしかありません。どこが世界遺産なのかという声が聞かれても不思議はありません。
それでも羽曳野市、藤井寺市にまたがる古市古墳群のほうは、古室山古墳(150m)(クリック)、大鳥塚古墳(110m)(クリック)と宮内庁管轄下にない100m超級(古墳群では中規模)の前方後円墳)に上ることができ、その規模を体感することができます。 残念ながら、百舌鳥古墳群では、墳丘に常に上れるものはないのです。でも、世界遺産に登録されたからには、巨大前方後円墳が、これだけ造られ、1500年もの間、その姿をほとんど変えずに現在に至っていることは確かで、それを地上からではなく、上空から確認できたら、どんなに素晴らしいことか、と考えたとしてもおかしくはありません。
実際、この超大型前方後円墳を体感しようと退職記念にと大枚叩いてヘリコプターをチャーターして百舌鳥古墳群の上空を飛んだのは2013年3月のことでした。実に雄大でしたが、高度400mと高すぎたのと、あっという間に古墳群上空を通り過ぎてしまったためか、今一つの印象でした。その点、今回のバルーンは高さ100mと低く、しかも仁徳天皇陵古墳の拝所(つまり前方部の中央)の上から、全体を眺めることができるので、これ以上のビューポイントはありません。まさに絶景です。
しかも、西を見れば大阪湾が広がり、さらに南に目を移せば、淡路島もみえます。あの大阪湾から上陸した各地(半島を含む)の首長らが、この巨大モニュメントを見て、どのように感じたのでしょう。ヤマト王権としては、強大な権力を見せつけたということになるのでしょうか。
加筆した百舌鳥古墳群のウォーキングマップをみればおわかりのように、仁徳天皇陵古墳に加え、南東方向をみると、数年前に墳丘の木々を伐採して形がよくわかるようになった長さ146mのいたすけ古墳(5C前半)、2007年の西日本豪雨などで倒木が相次いだ203mの御廟山古墳(5C前半)、木橋が2012年に発見されたことで注目を浴びた長さ300mのニサンザイ古墳(5C後半)、そして古市古墳群の応仁天皇陵古墳につぐ長さ365mを誇る履中天皇陵古墳が、よく見えます。地図片手に歩いた時には、よくわからなかった位置関係も、バルーンからだとよくわかります。 それにしても、長さ第三位の履中天皇陵古墳が可愛らしくみえるほど、仁徳天皇陵古墳は巨大です。そのことを確認できただけでも、乗った甲斐がありました。バルーンは、私が乗った際には、風があったこともあり、乗客は11名、滞在時間は10分ほど。あっという間でした。高所恐怖症であれば別ですが、お勧めです。10日前から可能な予約がお勧めです(大阪・堺バルーンのサイト)。一人4200円です(撮影2026年6月中旬)。


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