2025年11月
金鈴塚古墳■(リニューアル版)(千葉県の大型前方後円墳(3)(木更津市)(千葉県)Kinreizuka Tumulus,Chiba Pref.
未盗掘石室から金鈴他(国重要文化財)出土!
千葉県の大型前方後円墳の3回目。これまで紹介したのは古墳時代中期(5C中頃)の2基でしたが、今回は・・・。 古墳時代はすぐそこまで海というところに造られた古墳時代終末期 (7C初頭)の100m クラスの前方後円墳です。今は単に小さな円墳にしか見えない後円部のみ残ります。道路に面した石室が開口していなければ誰も古墳とは思わないでしょう。ただ、奇蹟的にこの古墳石室、盗掘に遭っていませんでした。しかも1950年に発掘調査された際には、出るわ出るわ全国的にも珍しい金の鈴(動画の最後)や、金銅製の馬具、甲冑、鏡、装飾付き太刀等が出土しています。それらは一括して1959年に国の重要文化財に指定され、現在では金鈴塚遺物保存館で公開されています。古墳からも近い高台にあり東京湾を挟んで望む富士山は絶景なので是非、訪ねることをお勧めします。今回は、新しい編集ソフトを使って編集しなおしたリニューアル版です。撮影(2018年11月中旬)。
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千葉県の大型前方後円墳の3回目。これまで紹介したのは古墳時代中期(5C中頃)の2基でしたが、今回は・・・。 古墳時代はすぐそこまで海というところに造られた古墳時代終末期 (7C初頭)の100m クラスの前方後円墳です。今は単に小さな円墳にしか見えない後円部のみ残ります。道路に面した石室が開口していなければ誰も古墳とは思わないでしょう。ただ、奇蹟的にこの古墳石室、盗掘に遭っていませんでした。しかも1950年に発掘調査された際には、出るわ出るわ全国的にも珍しい金の鈴(動画の最後)や、金銅製の馬具、甲冑、鏡、装飾付き太刀等が出土しています。それらは一括して1959年に国の重要文化財に指定され、現在では金鈴塚遺物保存館で公開されています。古墳からも近い高台にあり東京湾を挟んで望む富士山は絶景なので是非、訪ねることをお勧めします。今回は、新しい編集ソフトを使って編集しなおしたリニューアル版です。撮影(2018年11月中旬)。
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里1号墳■(リニューアル版)(宮若市)(福岡県)(後期)Sato No.Tumulus, Fukuoka Pref.
部厚い石材で造られた複室構造の石室!
全国文化財総覧にも掲載されていますが、これほど残りのよい石室にも関わらず知られていないのは不思議です。何が凄いのか?自分はこの石室の魅力は石材にあると思っています。複室構造の石室は北九州では当たり前のですが、石材にこれほどこだわった石室は少ないのではないでしょうか。とにかくでかい。特に前室、玄室境の玄門に用いている部厚いサイコロ状の巨石は他でみたことがありません。あまりに玄門の迫力がすごいので、玄室奥壁はあまり強い印象がありません。奥壁には石棚が設けられています。墳丘は円墳なのか前方後円墳なのかはっきりしないところがあります。ここまでは、YouTubeの説明文と同じですが、付け加えるとすれば、次のようになります。再編集しながら、数多くの石室を見学し、動画編集してきたためでしょうか、この石室のサイコロ状の巨石に特に印象付けられました。他に見た記憶がないのです。ということで、この点が、初回ブログの本記ともっとも違う点です。残念ながら調査は行われておらず正確な数字はありません。この古墳のある宮若市ですが、福岡市と北九州市の中間にあって、古来、宗像市と結びつきの強い地域だそうです。そう考えると、これだけの立派な石室のある古墳が造られているのも不思議ではありませんね。忘れるところでしたが、石室イメージ図と所在地マップを参考にして頂きたいと思います。初回ブログはこちらです(クリック)。


全国文化財総覧にも掲載されていますが、これほど残りのよい石室にも関わらず知られていないのは不思議です。何が凄いのか?自分はこの石室の魅力は石材にあると思っています。複室構造の石室は北九州では当たり前のですが、石材にこれほどこだわった石室は少ないのではないでしょうか。とにかくでかい。特に前室、玄室境の玄門に用いている部厚いサイコロ状の巨石は他でみたことがありません。あまりに玄門の迫力がすごいので、玄室奥壁はあまり強い印象がありません。奥壁には石棚が設けられています。墳丘は円墳なのか前方後円墳なのかはっきりしないところがあります。ここまでは、YouTubeの説明文と同じですが、付け加えるとすれば、次のようになります。再編集しながら、数多くの石室を見学し、動画編集してきたためでしょうか、この石室のサイコロ状の巨石に特に印象付けられました。他に見た記憶がないのです。ということで、この点が、初回ブログの本記ともっとも違う点です。残念ながら調査は行われておらず正確な数字はありません。この古墳のある宮若市ですが、福岡市と北九州市の中間にあって、古来、宗像市と結びつきの強い地域だそうです。そう考えると、これだけの立派な石室のある古墳が造られているのも不思議ではありませんね。忘れるところでしたが、石室イメージ図と所在地マップを参考にして頂きたいと思います。初回ブログはこちらです(クリック)。



三ノ分目大塚山古墳(リニューアル版)(香取市)(千葉)(後期)Sannnowakeme ootsukayama Tumulus,Chiba Pref.
長さ123m 仁徳陵古墳と同時期の房総の前方後円墳
再編集していて、三ノ分目大塚山古墳ほど交通の要衝に造られたことがわかる前方後円墳は数少ないのではないかと思いました。動画冒頭に消音せずに乗せた古墳前を走る国道からは前方後円墳の雄姿が明瞭に確認できます。現在に生きる古墳に全く関心のない人でも、あれはいったい何と思うに違いありません。どのような場所に造られたのかが重要なのです。 全国で5300基ともいわれる前方後円墳、その内、最も数多く造られたのは、現在の千葉県、約730基といわれています。一方、全国では長さが100m以上のものは310基ほどです。今回の古墳はそのうちの1基です。遠目に見て前方後円墳とわかるものは、全国でもそれほど多くはありません。後世、軍事施設や神社等が造られ墳丘が大きく改変されたりしている例は少なくありません。墳丘は大きく毀損していないものの雑木林に囲まれて前方後円墳とはよくわからないもの、百舌鳥、古市古墳群のように高層ビルが借景になったりというのもあります。そうした中で三ノ分目大塚古墳は本当にラッキーですね。墳丘はそれほど削られておらず前方後円墳ということがはっきりとわかります。後円部頂上には、埋葬施設だった長持型石棺の側板、底板と考えられる板石が立っています。不思議な光景です。是非、機会があれば現地を訪れてみてください。
どのような場所に造られたのかがわかる所在地マップ三種を用意しました。初回アップの際のブログはこちらです。(クリック)



再編集していて、三ノ分目大塚山古墳ほど交通の要衝に造られたことがわかる前方後円墳は数少ないのではないかと思いました。動画冒頭に消音せずに乗せた古墳前を走る国道からは前方後円墳の雄姿が明瞭に確認できます。現在に生きる古墳に全く関心のない人でも、あれはいったい何と思うに違いありません。どのような場所に造られたのかが重要なのです。 全国で5300基ともいわれる前方後円墳、その内、最も数多く造られたのは、現在の千葉県、約730基といわれています。一方、全国では長さが100m以上のものは310基ほどです。今回の古墳はそのうちの1基です。遠目に見て前方後円墳とわかるものは、全国でもそれほど多くはありません。後世、軍事施設や神社等が造られ墳丘が大きく改変されたりしている例は少なくありません。墳丘は大きく毀損していないものの雑木林に囲まれて前方後円墳とはよくわからないもの、百舌鳥、古市古墳群のように高層ビルが借景になったりというのもあります。そうした中で三ノ分目大塚古墳は本当にラッキーですね。墳丘はそれほど削られておらず前方後円墳ということがはっきりとわかります。後円部頂上には、埋葬施設だった長持型石棺の側板、底板と考えられる板石が立っています。不思議な光景です。是非、機会があれば現地を訪れてみてください。
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