石棚、石梁つき高さ4.3mの玄室を見逃すわけにはいきません
2017年と2023年。二度冬の時期に訪れていますが、なぜかアップを忘れていました。石室周りが手を加えられておらず、道に迷いながらも到達した大谷山22号墳を優先させてしまいました。今回の将軍塚古墳は、その石室、動画の最初のほうでおわかりのように、「これが古墳石室」と思わざるを得ない整備状況なのです。なんなんでしょうと、キャプションをつけましたが、これが昭和の時代の古墳整備のスタンダードだったに違いありません。それがアップを遠ざけた理由だったのですが、今回、残存する長い羨道と、完存する玄室を有する後円部の石室を見直してみて、これは凄いとうなりました。4,2mの天井までの高さの間に、部厚い石棚と、石梁がつけられている様子は、よくわかります。特に天井まで見通すことができる点は、スバラシイの一言です(群中、天王山古墳の5.9mについで2番目)。
岩橋千塚古墳群の他の石室の中には、湿度計はじめ様々な測定機器や、照明器具が設置されて雰囲気が壊されているものもあります。もっとも、将軍塚古墳にも注文はあります。あの雪洞のような照明器具は、石室には似つかわしくありません。 緑泥片岩の割石を小口積みにした壁面は、おわかりのように、とても丁寧に美しく作られています。同時に、羨道寄りの玄室壁を天井付近から見てみると、その重厚さに圧倒されるはずです。この玄室からは盗掘に遭いながらも金環、玉類、土器類が出土しているようです。長さ42.5mの前方後円墳の前方部にも埋葬施設はありますが、公開はされていません。岩橋千塚古墳群の中でも、特に見逃せない古墳の1基であることは間違いありません(撮影2017年1月末、2023年2月末)。


2017年と2023年。二度冬の時期に訪れていますが、なぜかアップを忘れていました。石室周りが手を加えられておらず、道に迷いながらも到達した大谷山22号墳を優先させてしまいました。今回の将軍塚古墳は、その石室、動画の最初のほうでおわかりのように、「これが古墳石室」と思わざるを得ない整備状況なのです。なんなんでしょうと、キャプションをつけましたが、これが昭和の時代の古墳整備のスタンダードだったに違いありません。それがアップを遠ざけた理由だったのですが、今回、残存する長い羨道と、完存する玄室を有する後円部の石室を見直してみて、これは凄いとうなりました。4,2mの天井までの高さの間に、部厚い石棚と、石梁がつけられている様子は、よくわかります。特に天井まで見通すことができる点は、スバラシイの一言です(群中、天王山古墳の5.9mについで2番目)。
岩橋千塚古墳群の他の石室の中には、湿度計はじめ様々な測定機器や、照明器具が設置されて雰囲気が壊されているものもあります。もっとも、将軍塚古墳にも注文はあります。あの雪洞のような照明器具は、石室には似つかわしくありません。 緑泥片岩の割石を小口積みにした壁面は、おわかりのように、とても丁寧に美しく作られています。同時に、羨道寄りの玄室壁を天井付近から見てみると、その重厚さに圧倒されるはずです。この玄室からは盗掘に遭いながらも金環、玉類、土器類が出土しているようです。長さ42.5mの前方後円墳の前方部にも埋葬施設はありますが、公開はされていません。岩橋千塚古墳群の中でも、特に見逃せない古墳の1基であることは間違いありません(撮影2017年1月末、2023年2月末)。







