漢字の読み方、特に土地の名称ははてなんと読むのか迷うことが多いですね。かねはらではなく、かなばらが正解(表紙のローマ字表記間違えてしまいました)。さて、安久津古墳群をあとにして、別の古墳に立ち寄ったあと、金原古墳を目指しました。ちょうどブドウの収穫期と重なって、あちらこちらにシャインマスカットがちらりとみえ直売所もあります。古墳どころではない(苦笑)、食欲が勝りそうでしたが、帰りにとぐっと我慢。歩いている通りは、その名も「ぶどうまつたけライン」でした。 動画冒頭の標識は、ブドウまつたけラインからさらに一本西方向にまがったわかりにくいところにあります。それはともかく、ハウスの間を潜り抜けると、結構大きさのある円墳が待っていました。 ただ残念なことに墳頂は削平され、石室も天井石がぬかれた状態です。近づいてみると安久津2号墳と同様のややごつごつした凝灰岩の大型切石の石室でした。もっともかえって石室内部を観察するという意味では、天井石がないほうがいいかもしれません。それにしても架けられていた天井石はどのように再利用されたのでしょうか。気になります。どこかの古墳の石材は、寺や神社の敷石、踏み石になっていた例もありました。現地説明板によれば7C央の築造と考えられるそうで、そうなるとつい最近紹介した舒明天皇陵と同じ頃ということになります。地方にもこれだけの立派な石室を造る技術も工人集団もいたということに驚きを禁じえません。地方は決して遅れてはいなかったようです。動画を編集していて墳丘上部も削平されているために背後の尖った山(調べたのですが名称不明)が借景のような感じで存在感を示していることに気がつきました。思わぬ収穫です(撮影2021年9月28日)。

にほんブログ村


