切石の石室と棺身が墳丘とともに迎えてくれる終末期古墳!
奈良県明日香村の岩屋山古墳もそうですが、アクセス容易なところにこんな立派な古墳があるなんてと再訪して思いました。藪をかき分けかき分け漸く探した古墳の石室が半壊状態でがっかりしたことは何度もあります。その点、近鉄線竜田川駅から徒歩20分の平群中央公園の入口にあるこの古墳、訪ねないわけにはいきません。この日は、まず、先に竜田川駅近くの烏土塚古墳(クリック)を見学。その前方部の北方向に、はっきりと西宮古墳のある中央公園を確認できたので、あてずっぽうで北へ急ぎました。ところが、見通しは甘かったです。現在も残る田畑の間の道は入り組んでいて、思うように進めないのです。30分近くもウロウロしてようやく到着。
大型方墳の2段目に開口する石室は、羨道のかなりの部分が失われていますが、その大きな板石で造られた石室全体は健在です。この辺りの詳細は、最初にアップした際のブログをご覧ください(クリック)。しかも、羨道と玄室の間の玄門に組合せ式石棺の棺身が残されていて、これも見応えがあります。盗掘者が引きずり出そうとしてうまくいかなかったのでしょうね。ブランドの竜山石製ですから、これだけでも高位の人物が埋葬されていたことがわかります。終末期の古墳ですから玄室自身は小型ですが切石の技術の高さにも注目です。今回も、前回同様、この古墳の墳丘の特徴である葺石(主に裏込めをした斜面に積む)ではなく貼石(主に粘土質で固めた平面に貼る)の様子を確認するのを忘れてしまいました(撮影2017年1月下旬、2025年3月末)。


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奈良県明日香村の岩屋山古墳もそうですが、アクセス容易なところにこんな立派な古墳があるなんてと再訪して思いました。藪をかき分けかき分け漸く探した古墳の石室が半壊状態でがっかりしたことは何度もあります。その点、近鉄線竜田川駅から徒歩20分の平群中央公園の入口にあるこの古墳、訪ねないわけにはいきません。この日は、まず、先に竜田川駅近くの烏土塚古墳(クリック)を見学。その前方部の北方向に、はっきりと西宮古墳のある中央公園を確認できたので、あてずっぽうで北へ急ぎました。ところが、見通しは甘かったです。現在も残る田畑の間の道は入り組んでいて、思うように進めないのです。30分近くもウロウロしてようやく到着。
大型方墳の2段目に開口する石室は、羨道のかなりの部分が失われていますが、その大きな板石で造られた石室全体は健在です。この辺りの詳細は、最初にアップした際のブログをご覧ください(クリック)。しかも、羨道と玄室の間の玄門に組合せ式石棺の棺身が残されていて、これも見応えがあります。盗掘者が引きずり出そうとしてうまくいかなかったのでしょうね。ブランドの竜山石製ですから、これだけでも高位の人物が埋葬されていたことがわかります。終末期の古墳ですから玄室自身は小型ですが切石の技術の高さにも注目です。今回も、前回同様、この古墳の墳丘の特徴である葺石(主に裏込めをした斜面に積む)ではなく貼石(主に粘土質で固めた平面に貼る)の様子を確認するのを忘れてしまいました(撮影2017年1月下旬、2025年3月末)。


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