1981年、上越新幹線建設予定地の群馬町大字三ツ寺から発掘された古墳時代の豪族の館跡。そう三ツ寺Ⅰ遺跡です。その主が眠っているとされるのが今回紹介する保渡田古墳群を構成する三つの前方後円墳の一つ二子山古墳です。三ツ寺I遺跡とは1kmほどしか離れていません。三ツ寺遺跡は新幹線と県道に分断されて、当時の様子をうかがい知ることはできませんが、こちら保渡田古墳群は違います。西光寺と墓地があり墳丘が大きく削平されている薬師塚古墳は別にして、二子山古墳と八幡塚古墳は見事に復原されています。二つの古墳ともに中島と呼ばれる祭式が行われたとされる造り出しのようなものがあります。珍しいと思います。造り出しと違い動画でおわかりのように島そのものです。

C後半に二子山が築かれ、ついで八幡塚、そして薬師塚の順で造られたと考えられているそうです。いずれも墳長は100mを超える巨大古墳です。二子山古墳は三段築成、復原された墳丘は笹薮ですが、実際には葺石が葺かれていて、円筒埴輪が立ち並んでいました。

アクセスはJR高崎駅から市内循環 ぐるりんバスでかみつけの里博物館前下車。本数は少なく、2時間に1本程度です。少々不便です。

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