墳丘に上らないなんて!
世界遺産に登録された百舌鳥古墳群、古市古墳群ですが、墳丘に上れる前方後円墳は堺市の百舌鳥古墳群はゼロ、藤井寺市、羽曳野市の古市古墳群は3基です。その3基はすべて藤井寺市にあります。しかも3基のうち1基は、後円部(ここだけ陵墓参考地として宮内庁管轄)には登れない津堂城山古墳ですから、前方部、後円部を極めることのできる古室山は大変に貴重です(もう1基は、一回り小さい大鳥塚古墳(クリック)です)。陵墓指定されている他の古墳を含め、墳丘内に立ち入りのできない前方後円墳の規模を想像するにはうってつけです。古室山古墳は長さ約150mですから、百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵の三分の一にも達しません。それでも、十分巨大です。 古墳踏査をはじめてすぐにこの古室山古墳を訪ね、その後も墳丘に上れるということから、再訪していますが冬場に限られていました。今回、世界遺産に登録され、墳丘周りも整備が進んでいることを知って、敢えて夏場に訪ねてみました。結果は大正解でした。下草が刈られ、墳丘は緑のカーペットのように輝いていました。あまりの美しさにみとれてしまいました。動画でどこまで伝わっているかはわかりませんが、お楽しみください(2022年8月末)。
世界遺産に登録された百舌鳥古墳群、古市古墳群ですが、墳丘に上れる前方後円墳は堺市の百舌鳥古墳群はゼロ、藤井寺市、羽曳野市の古市古墳群は3基です。その3基はすべて藤井寺市にあります。しかも3基のうち1基は、後円部(ここだけ陵墓参考地として宮内庁管轄)には登れない津堂城山古墳ですから、前方部、後円部を極めることのできる古室山は大変に貴重です(もう1基は、一回り小さい大鳥塚古墳(クリック)です)。陵墓指定されている他の古墳を含め、墳丘内に立ち入りのできない前方後円墳の規模を想像するにはうってつけです。古室山古墳は長さ約150mですから、百舌鳥古墳群の仁徳天皇陵の三分の一にも達しません。それでも、十分巨大です。 古墳踏査をはじめてすぐにこの古室山古墳を訪ね、その後も墳丘に上れるということから、再訪していますが冬場に限られていました。今回、世界遺産に登録され、墳丘周りも整備が進んでいることを知って、敢えて夏場に訪ねてみました。結果は大正解でした。下草が刈られ、墳丘は緑のカーペットのように輝いていました。あまりの美しさにみとれてしまいました。動画でどこまで伝わっているかはわかりませんが、お楽しみください(2022年8月末)。