遠くから墳丘が確認できる小型の前方後円墳

 
 ドーム型の特徴ある鬼の岩屋古墳(クリック)を訪ねた後、400mほど南西方向に丘陵を下ると、明らかに人口構造物ということがわかる前方後円墳、塚園1号墳の姿が目に入りました。県道329号を渡ると民間の敷地内に大きな植栽がいくつも植えられた墳丘が飛び込んできます。明らかに前方後円墳とわかり残りもよさそうです。ただ近づいでみると墳丘がある北側は草原化し、雨水がしみこんでいることもあり実に歩きにくかったです。そのことは動画のブレでもおわかりいただけるかと思います。ひょっとしてこの墳丘周りは周濠かと思ったのですが、前方後円墳集成(山川出版社、1992)で調べてみると、それは確認されていないようです。
 実際に墳丘に上ってみるとだいぶ墳丘は削られているようで、特に後円部南側は大きく抉られていました。それでも1400年を超えてその姿が現在でもわかる程度に残っているというのはうれしいことです。塚園古墳群は1号墳以外に10数基の円墳によって構成されていたようで、2号墳、3号墳と呼ばれる現状径6m、8mの小円墳が残っています。ここも地権者の理解により、整備され見学ができるようになったそうです(熊本日日新聞ネット版、2020年12月7日)。アクセスは鬼の岩屋古墳のページ(クリック)をご覧ください。撮影(2019年10月25日)。PNG 動画撮影位置 塚園1号墳(熊本市)21年4月10日作成
PNG 塚園1号墳と鬼の岩屋古墳(熊本市)(YU用)21年4月9日作成
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