この奇妙な物体は何・・・

 
  雨の中、ようやくたどり着いた荒島墳丘墓群(弥生墳丘墓)の一つ宮山墳丘墓(クリック)を後にして、山陰本線の荒島駅に戻る途中見つけた奇妙な物体。古墳踏査をはじめてさほど日が経っていないこともあり石棺式石室のイメージが湧かずにぼんやりと佇むしかなかったことを覚えています。その後、岩屋後古墳(クリック)や山代方墳(クリック)、それに最もわかりやすい朝酌小学校校庭古墳(クリック)を訪れて、石棺式石室のそもそもが多少なりともわかってきた気がします。塩津神社のすごいところは羨道こそ全く残っていませんが、石室自体は完存しているところです。小さな玄門から中を覗き込むと(入りたかったけれど床面がヘドロ状態でやむなく諦めた)、天井部分が一般家屋の屋根の裏側のようになっているのがわかります。改めて動画を見返してみると、その肝心な部分は十分には撮れていないのですが、ごく一部、精緻に加工された天井部分が映っていました。  それにしても、岩屋後古墳は石棺の雨水に浸食されて、前衛的な石材オブジェと化していますが、石室がよく残る山代方墳、朝酌小学校校庭古墳、それに塩津神社古墳と、石材の加工技術の高さに驚かされます(撮影2016年5月11日)。

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