水田にポツリ残る墳長100mの前期前方後円墳


  今回の星神社古墳、墳長100m前方部が西を向いた前方後円墳です。東国の前期前方後円墳としては墳長151mと断トツに巨大な梵天山古墳(クリック)の北西方向750mのところに動画冒頭にあるようにポツリと存在しています。たしかに地図をみると久慈川の支流である山田川と浅川に挟まれた地域に点在する島状の小丘陵の間にある水田の中に1基のみ存在しています(茨城県教育委員会)。梵天山古墳の周囲には中小の円墳が築かれていますが、星神社古墳は違うようです。にもかかわらず、墳長は100mと前期前方後円墳としてはかなりな規模で、しかも円筒埴輪の前身ともいわれる器台型埴輪片も出土しているところから、相当な有力者の墓であったことが想像されます。 前期前方後円墳は、前方部の幅が後円部径よりも狭く、高さは後円部よりもかなり低いことが共通項としてあげられます。その様子がよくわかるのは愛知県名古屋市の白鳥塚古墳(クリック)です。おそらく、星神社古墳も同様の姿を築造当時には見せていたに違いありません。比較してご覧ください。星神社古墳、周濠は墳丘周辺が圃場整備で削られているため、現在では確認が難しいようですが、巡っていたとみられています。  もともと梵天山古墳についでアップする予定でしたが、現状からは前方後円墳ということがわかりづらく、ついついお蔵入りとなっていました。記録という点からアップすることにしました。アクセスは梵天山古墳を参照してください(撮影2016年1月14日)。 PNG 動画撮影位置 星神社古墳 常陸太田市
PNG 星神社古墳と梵天山古墳位置関係
にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村