雑木林の中に佇む素朴な一墳


  JR山陽線有年(うね)駅の北側を流れる矢野川を越えた山裾に今回の塚山古墳群はあります。60基ほどが確認されている群集墳ですが、いずれ紹介する塚山6号墳は石室の造られ方が独特なことで知られています。今回の1号墳は6号墳に比べればずっと小ぶりの長さ8.9mの石室をもつ小円墳ですが、塚山古墳群に入り、最初に迎えてくれるという点で記憶に残ります。古墳マニアの方はあまりこういう見方はしないかもしれませんが、封土は失われているとはいえ現状の墳丘はなかなかに美形です。石室の保存状態は良好で開口部近くは土砂と落葉でかなり埋まっていますが奥壁まで見通せます。石積みは素人の印象では石材表面の加工度も素朴で古墳時代後期でもはじめのほうではないかと推測します。アクセスはわかりやすく有年駅の北にある矢野川を渡り(有年駅の山陽線沿いに東に歩き北上する)、そのまま牟礼八幡神社を左に見ながら山裾に向かって歩けば(動画の冒頭)古墳入り口のフェンスがあります。なお有年駅南口には観光案内所があり周辺の遺跡地図がもらえます(撮影2020年2月3日)。PNG 塚山1号(赤穂市有年)修正版
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