(リニューアル版)八幡(やわた)観音塚古墳 東国の巨大石室

 5年前の6月にアップしたことのある八幡(やわた)観音塚古墳ですが、1945年防空壕を造っていた時に偶然に見つかった横穴石室内部は、照度が不十分で、その様子をうまく伝えられませんでした。全長15mを超える石室は幅も玄室では3.5mもあり、撮りなおした今回でも、十分とはいえませんが、だいぶ様子がわかるようになりました。また、石室開口部、羨道の冒頭部分の石積みは公開にあたり補強されたことがわかりました。動画は全て撮りなおしたものです。季節も今回は秋と前回とは異なります。

動画1の冒頭のショット、墳丘南側の石室前はかなり削平されていますが、墳丘北側はよく残されています。後円部は3段、前方部は4段築成(階段状になっている)という手の込んだ墳丘だったようですが、経年変化で封土が流失した現在でも、斜面の急な傾きから当時の様子をうかがうことはできます。また、ところどころに小型の川原石がぎっしり並んだ葺石が残されています。再訪して新たな発見が数多くあった古墳でした。なお、旧バージョン八幡観音塚古墳(クリックすれば飛べます)も、そのまま残してあります(撮影20191017日)
PNG yawatakannonzuka kofun dougasatsueiichi
PNG yawata kannonzuka kofun map

八幡観音塚古墳基本情報

所在地 群馬県高崎市

形状 前方後円墳

規模 墳長105m、後円部径74m 高さ12m、前方部幅91m 高さ14m

後円部3段、前方部4段築成、葺石あり、周濠あり

築造時期 6C後から7C

出土品 銅鏡、馬具、刀剣、銅鋺、鉄製工具、須恵器

史跡指定 国指定

特記事項 太平洋戦争末期に防空壕掘削中、地元の人々が偶然発見した。


にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村