がっしりとした造りの背の高い玄室

覆いかぶさるような巨大な板石に圧倒された野村八幡神社古墳(クリックすれば飛べます)を後に、段の塚穴型石室の本家、太鼓塚古墳に急ぎます。吉野川沿いの県道12号線を真西、約2㎞のところにあるはずでさほどの距離はないはずです。ただ、徳島に戻るには徳島本線の貞光駅1611分発の電車に乗らねばならず、太鼓塚古墳からは4㎞以上、気は焦ります。何度か道を聞き、漸く到着。県道から北方向に少々あがったところに動画1の冒頭にあるように太鼓塚古墳と、棚塚古墳が並んでいました。残念ながら墳丘は緑に覆われ円墳とはわかりませんが、お目当ての石室は開口部に鉄柵があるものの鍵は掛けられておらず嬉しいことに自由に入室できます。

太鼓塚古墳の魅力はなんと言っても小口積みの美しく細めの羨道と、袖石を境に広がるがっしりとした巨大な空間です。野村八幡神社の斜めに天井に架けられた巨大な板石にも度肝を抜かれましたが、こちらのほうはより精緻に天井部分の長方形の区画に向かって四方から段状に石が積まれていてただただ感嘆。工人の技術とそのセンスのよさが光ります。玄室の高さは奥行き4.6m、幅3.4mに対して4.2m。背の高いがっしりとした箱のような感じです。ヘッドランプに照らされて浮かび上がる壁面の様子が十分ではありませんが動画で捉えられています。このあと棚塚古墳(未アップ)を見学し貞光駅まで猛ダッシュしました。ただただ遠かったのですが、古墳と直接関係がないのでカット(撮影201942日)。
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