この石室の長さには驚き!


朝一番の高速バスに新宿から乗り、甲府駅にはほとんど遅れず930分着。景色もいいし安いしバスの旅はお勧めです。事前の調べでは加牟名塚古墳まで歩けない距離ではなかったのですが石室開錠のために甲府市文化財担当の方と1040分に待ち合わせ。遅れるわけにはいきません。路線バスで湯村温泉まで行き、20分ほどで現地着。と書くと簡単のようですが途中で迷い、いつものように現地の方にお世話になりました。それにしても想像とは全く違い、甲府盆地は住宅だらけ。かろうじて古墳は残ったという感じでです。公園として整備されていますが、その敷地面積は狭く北側から径45mの加牟名塚古墳を見上げても全容はつかめません。墳丘に沿って歩きようやくその大きさに気づきました。

肝心の横穴石室は長さ16.75mと半端ではない大きさです。羨道がよく残っているために玄室奥壁まで相当な距離がありヘッドランプの光も注意をしないと途切れがちです。その様子動画でじっくりご覧ください。花崗岩でしょうか荒々しく、しかし決し手抜きではなく積まれた石室の壁は見事の一言でした。意外だったのは天井が思ったよりも低かったことでした。2005年の山梨県埋蔵文化財センターの加牟名塚古墳調査報告書によれば、玄室と羨道の間から天井が徐々に低くなり開口部に至るそうですが、動画を見返してみても残念ながら確認できませんでした。それに玄室長は9.38mとありますが、羨道との境にある袖石とされる位置は測量図をみると奥壁から4mほどのところにあり不思議な感じがしています(後日気が付いた)。

 甲府市の方のお話では加牟名塚古墳、万寿森古墳等石室正面(南向き)の先に富士山(裏富士)が見えるように設計されているとのこと。あそこに見えますよと言われないと気が付きませんでしたが、確かに富士山が確認でき少々感激しました(撮影20191114日)。

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