この地域では珍しい石棚のある石室


  見つけるのにだいぶ時間がかかってしまった小迫大塚古墳(クリックすれば飛べます)の次は同じ岡山県矢掛町の橋本荒神塚古墳。小田川沿いに走るJR井原線の東10㎞のところには2018年の西日本豪雨で被災した吉備真備駅があります。待ってもらっていたタクシーに飛び乗ったものの運転手さんも行ったことがないとのこと。こういう時の頼りは町役場の文化財担当の方です。運よく在籍。詳しい場所を聞き、ようやく到着。なかなか雰囲気のあるお社の真裏に石室が開口していました。
  小迫大塚古墳に比べると羨道がほとんど失われているためかスケール感には乏しいですが、珍しいのは奥壁の下から1mほどのところに造られた石棚です。説明板によれば県下では岡山市一宮古墳など6例に過ぎないところから、被葬者がこの地域(備中)を超えて広域に活動していたとみています。分厚い頑丈な造りですが、後世のものでしょうか支えの石がなんともアンバランスです。和歌山県の大谷山22号墳(岩橋千塚古墳群)(クリックすれば飛べます)のような本格的な石棚ではなく、同じ和歌山の船戸山2号墳(クリックすれば飛べます)の棺台に似ている気がしました。側壁をみると川原石ではなく大型の石材を積んでいて石室としてはなかなか堂々としていました(撮影2017年9月25日)。PNG hashimotokoujinzuka zu yagakemachi




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