石室内部の造られ方が異なる2基の円墳


  今回の足利公園古墳の2基の円墳1号と5号もすでに紹介した3号(クリック)同様ほとんど情報がありません。現地説明版によれば日本の考古学の先駆者坪井正五郎(迂闊にも知らなかった)がはじめて本格的な調査を行った古墳だそうですが、調べていくうちに足利市には1300基以上の古墳があって栃木県内で最も多く古墳が造られた地域ということがわかりました。なるほどgoogle map を見ると今回の足利公園古墳は渡良瀬川の北側の丘にあたり古墳の立地としては最適だということがわかります。 足利公園古墳として残存する9基のうちの市の史跡指定を受けたのは3基。そのうちの1基が1号墳です(5号墳は指定外)。1号墳、5号墳ともに既にアップした3号墳から至近の距離にあります。1号墳は奥壁がチャート、側壁が川原石の対比が見事です。他方、5号墳はやや粗雑というか、全体がチャートで造られところどころ川原石がはめ込まれています。2基とも3号墳とは違い、中に入ることができました。各種玉、鉄刀、鉄鏃、金銀環、人骨1体。施錠されている石室の見学は事前に教育委員会に連絡が必要です。アクセスは東武伊勢崎線足利市駅から徒歩20分。北側を流れる渡良瀬川を渡り県道67号線を西に歩き4つ目の信号を過ぎて県道40号との交差点を北にあがると公園です(撮影2019年1月12日)。PNG ashikagakouenkofun ichikankei shuseiban
PNG 足利公園古墳群(修正版)21年4月6日作成
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