喧騒のなかに眠る残りの良い前方後方墳

名古屋からJR中央本線で30分ほど。神領駅から南に15分ほど歩くと堀の内町表の信号が見えます。目指す古墳はこの角にあります。ひっきりなしに大型車両が行きかう県道75号線のすぐ横にこれほど残りのよい前方後方墳が眠っているとは。感激です。しかも動画1にみるように北側からは墳丘全体をとらえることができます。墳長は63mと大型というわけではありませんが後方部と前方部の比高差がかなり(2.5m)あるためでしょうか。なかなかに堂々とした墳丘です。

現地説明板によれば川原石が葺かれた後方部は3段、前方部は2段に造られ壺形埴輪がぐるっと並んでいたそうです。動画3の後半にみるように墳丘周囲には周濠が巡っています。それを加えると結構な規模の古墳といえましょう。埋葬施設は後方部に竪穴式石槨が確認されているものの副葬品は不明で、鏡や剣が副葬されていたはずと説明板にはあります。訪れてはいませんが小牧市小木の宇都宮神社古墳も前方後方墳で同一設計ではないかとの指摘もあります。墳長59mのこの古墳からは三角縁獣文帯三神三獣鏡が出土しています(撮影20121212日)。PNG takamidoukofun zu kasugaishi


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