保護整備された池田茶臼山古墳(動画追加)

大阪府の北部を流れる猪名川沿いには数多くの古墳があり池田茶臼山古墳はその中でも古墳時代前期に築かれた前方後円墳として知られています(古墳名をクリックすると以前の様子がご覧になれます。比較してご覧ください)。池田駅から北東方向の丘陵先端に築かれた墳長57mの古墳は周囲を睥睨するかのように築かれています。今では住宅が建て込んで叶いませんが、築造当時は葺石が葺かれた墳丘を人々は見上げて日々を過ごしたと思われます。既に201673日にアップしていますが、当時は盛り土が流出した痩せた墳丘の状態でしたが、201710月から20183月にかけて池田市が保護工事を行い、墳丘の形がよくわかるように整備されました。自然の状態で放置するだけでなく、このような次代に古墳を受け継ぐための努力は必要ではないかと改めて思いました。その意味でも以前の墳丘をご覧頂きたいと思います。今回、新たに動画3本を追加しました(撮影20181220日)。

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