大藪古墳群中最もアクセスしやすい古墳

 大藪古墳群のなかで1968年、塚山古墳(クリックすれば飛べます)、禁裡塚古墳、西ノ岡古墳、それに今回のこうもり塚古墳の四基が兵庫県の指定文化財になっています。但馬地域、兵庫県を代表する大型の横穴石室が狭い区域に良好に保存されているからだそうですが、なるほど、それぞれとても大規模な石室です。その中でこうもり塚古墳だけが墳丘の封土がすっかり削られ、奈良の石舞台などと同じように石室だけが残されています。しかし12m以上もある石室は動画でおわかりのように築造当時の迫力を想像するに十分です。もっとも他の県指定の古墳とは異なるところもあります。禁裡塚古墳の天井高が3.6m、塚山古墳も3.6mに対してこうもり塚は1.82mしかなく持ち送りも見られないためでしょうか、全体的に長方形のボックスのような感じがします。

 大藪古墳群のルートマップでおわかりのようにこうもり塚古墳は最もわかりやすく道路脇にあります。盛り土はありませんが、一辺30mほどの方墳とみられています。大藪古墳群のパンフレットによれば、こうもり塚古墳の後ろの山にある塚山古墳との近接性から被葬者は父子になるような近親者ではないかといわれています。「7世紀の大型古墳は、円墳から方墳に形態が変化します。大和の中央政権から認められた律令官人で、但馬の政治に大きな影響力を示した人物と思われます」と踏み込んでいます。アクセスはJR西日本山陰本線八鹿(ようか)駅下車。全但バスで大屋橋下車し徒歩で散策ルートの最初のこうもり塚古墳(荒神神社横)まで歩きます。今回は雨模様だったのでやむを得ずタクシーでこうもり塚まで直行しました(撮影日20171113日)。

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こうもり塚古墳基本データ所在地 兵庫県養父市形状 方墳規模 一辺30mほどの方墳築造時 7C前半出土品 不明史跡指定 県指定特記事項 なしにほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
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