皆さんは6基の中でどれに最も惹かれますか??
  数多く残されている後期、終末期の古墳の紹介が増えるにつれ石室の魅力をお見せする機会も増えてきました。それにつれ雄大な前方後円墳の魅力を見て頂く機会が減ってきたような気もします。
  今回はまだご覧になっていないかたのために(既に見て頂いた方は勿論のこと)、既にアップした大型の前方後円墳でこれは美しいと感じた6基をご紹介します。共通するのは遠くからその姿をとらえることができたことです。勿論、この6基以上の大型古墳は数多くありますが、残念ながら様々な事情でその遠景をとらえることができません。その6基の第一は墳長169mの前方後円墳、宮城県名取市の雷神山古墳(中期)です。前方部から後円部方向に歩いて墳丘をとらえています。ついで墳長210m東国最大の前方後円墳、群馬県太田市の太田天神山古墳(中期)です。秋天に映える墳丘の大きさに驚かされます。第三は墳長186mの前方後円墳、茨城県石岡市の舟塚山古墳(中期)です。北側からの眺めが美しく南側からは墳丘をこのようにとらえることができません。第四は墳長139m四国最大の前方後円墳香川県さぬき市の富田茶臼山(中期)。県道から見る墳丘に圧倒されます。第五は墳長120m、大分県大分市の前方後円墳亀塚古墳(中期)です。何度みても飽きない魅力ある復元墳丘です。そして最後は墳長143mと前期古墳では九州最大の前方後円墳宮崎県宮崎市の生目3号墳(前期)です。亀塚古墳とは違い墳丘の崩壊を防ぐ最低限の整備に留め自然のままに残しています。
 1基につき動画は一つなのでさらにご覧になりたい方は下記の古墳名をクリックして古墳本来の頁に飛んで頂ければ残る動画の視聴が可能です。



雷神山古墳
太田天神山古墳
舟塚山古墳
富田茶臼山古墳
亀塚古墳
生目3号墳

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