岩清尾山古墳群中では残りのよい墳丘


 今回紹介する岩清尾山古墳群の前期古墳、北大塚古墳と姫塚古墳は既に紹介した石船塚古墳、猫塚古墳と同様、安山岩の積石によって墳丘が築かれた珍しい古墳です。香川県高松市峰山の丘陵尾根には、こうした積石の古墳が3C半ばから4Cに連続して造られ、その形も双方中円墳、前方後円墳、方墳など多様です。

今回の北大塚古墳と姫塚古墳はともに墳長40mほどの前方後円墳です。そして北大塚古墳の前方部先には古墳群唯一の小さな方墳があります。二つの前方後円墳はこぶりながらも墳丘はよく残っています。特に姫塚古墳に積まれた岩のような石は一つ一つが大きいように感じました。二つの動画から、その変わった形がよくわかると思います。以前も触れましたが、大きいものでは30㎝ほどの石の塊が続く墳丘を歩くのはなかなか疲れます。雨で積石が濡れていたらとても撮影は難しく、訪ねる方は天候を十分にチェックすることをお勧めします。

現地へは高松駅琴電バスループバス市民病院(行きは西回りで30分)下車、徒歩約45分で標高約230mの峰山公園まで登り管理事務所で古墳群の地図をもらうのがよいでしょう。点在する古墳を歩くのに約2-3時間かかりますが、尾根からは動画2にあるように北方向に瀬戸内海がよく見えます(撮影2016年3月24日)。

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