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このブログでは古墳時代を広瀬和雄さん(国立歴史民俗博物館名誉教授)が通説として紹介している古墳時代を前期(3C中頃から4C後半頃)、中期(4C末頃から5C後半頃)、後期(5C末頃から7C初め頃)、終末期(7C前半頃から8C初め頃)に区分してとらえています(前方後円墳の時代、岩波新書、2010年)。

そして前期⇒中期⇒後期(終末期)の古墳を一基ずつワンセットにして全国の古墳(基本的には墳丘に登れるもの)を網羅することを目指しています。一つのセットに含まれる三基の古墳には何ら有機的な関係はありません。一つの地域に集中して前期から終末期まで掘り下げて古墳の変遷を見るというのが常道でしょうが、敢えてそうしませんでした。古墳時代の前期に、あるいは後期に全国でどのような墳墓が築かれたのかを知りたいと思ったからです。

もとより古墳の築造年代については専門家の間でも様々な意見があり、そもそもA古墳の築造時期が5C後半という実年代を確定することが如何に困難なことか承知しています。そのような限界があっても、横に古墳を並べてみると今まで見えてこなかったものが見えてきたような気がするのも事実です。専門分野外のこの時代に関心を持ちはじめて日も浅い者ならではの冒険です。今後もこの方式を続けていきたいと思っています。