富士山を借景にした小型の後期古墳群
 今回は静岡県三島市に比較的最近発見され古墳公園として整備された向山古墳群のうち3号墳を紹介します。動画1からおわかりのように前方後円墳のミニチュアのような3号墳です。3号墳が前方後円墳ということはヤマト王権とのつながりを連想させます。山あいの向山古墳群全体は4C中頃から6Cにかけて造られた10数基の墳墓から構成されています。AからCのゾーンに区分された公園は復原された古墳と、ほとんど人の手をいれずに墳丘を保存した地域にわかれていますが、非常に工夫されていると思いました。

古墳群から見る雪を被った富士山の姿はそれは印象的でした。幾たびかの噴火で形は変わっているとはいえ、被葬者が眠る古墳から雄大な富士山を人々が目にしていたことは疑いがありません。円墳の14号墳から見る富士山は格別の美しさだったので、前期古墳ですが番外編として3号墳の動画に加えました。

アクセスは伊豆箱根登山鉄道の駿豆線大場駅から大場分譲地・錦が丘分譲地行で錦が丘入口で下車。徒歩5分です。バスは1時間に2本ほどあります(撮影2014年11月25日)。

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所在地 静岡県三島市

形状 前方後円墳

規模 墳長 21.7m 高さ不明、前方部幅8mほどか 高さ不明

築造時期 6C中頃

出土品 長さ1mの鉄剣(1号、2号墳からは鉄剣に加え鉄刀、鉄鏃も出土)

史跡指定 県指定

特記事項 1975年に近くの向山小学校建設時に12号墳が偶然に発見され、その後

残りの古墳が発掘され古墳13基が県指定の史跡となった。別途平成16年に竪穴埋葬施設をもつ前方後円墳が近隣から見つかっている。


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