今回は円墳として全国一の規模を誇る埼玉県行田市の丸墓山古墳です。日本一の円墳が畿内ではなく東国にあるというのは不思議です。もっとも古墳の形状からいえば、既にご紹介したように前方後円墳、前方後方墳、方墳、円墳、方墳の順で格付けがなされていました。同時に墳形が大きいほどランクが高かったことも知られています。次の点も不思議です。なぜ、さきたま古墳群中、5C後半築造の稲荷山古墳につぐ6C前半に造られた二子山古墳(8月9日アップ)が前方後円墳なのに、同時期に造られた丸墓山古墳が円墳、それも日本一の規模だったのか。興味はつきません。この点は、さきたま史跡の博物館のHPの記述ですが、まったく同様の感想を持ちました。ヤマト王権と埼玉古墳群の被葬者は密接な関係があることは国宝 稲荷山金錯銘鉄剣の発掘から明らかとなりましたが、そのあたりのエピソードと日本一の円墳と関係があるのでしょうか。

 その大きさですが、動画でご覧のように周辺が整備されているので、さほどの威圧感はありません。墳長90mと、15m小さい朝来茶すり山古墳のほうが大きい感じもします(710日アップ)。それはともかく、実に優美な墳形であることは動画からも十分お分かりいただけると思います。

アクセスは公共交通機関の場合いくつかあります。さきたま古墳公園のHPに詳しいルートが紹介されています。行田駅から市内循環バスが一番便利ですが本数が少なく、二度目は本数が多いJR吹上駅から朝日バスで佐間経由 行田折返し場・総合教育センター・行田工業団地行に乗り産業道路で下車。徒歩15分のルートを使いました。

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丸墓山データ

所在地 埼玉県行田市埼玉

形状 円墳

規模 墳径 105m 高さ189m

築造時期 6C前半

出土品 円筒、人物埴輪

史跡指定 国指定

特記事項 円墳では全国一の規模