紹介が前後してしまいますが、今回の前橋二子山古墳から南東方向2kmほどのところに、前期古墳の前橋八幡山古墳(いずれアップの予定の前方後方墳)や前橋天神山古墳(墳丘はほとんど残っていませんのでアップはしません)があり、それらとともに二子山古墳は朝倉・広瀬古墳群を構成しているとのことです。いずれも墳長100mを超えるという点でこの地を支配していた有力者中の有力者の墳墓に間違いはないでしょう。


   JR
両毛線の前橋大島駅から歩いて八幡山古墳に寄り、広瀬川を北に向ってHonda Cars を左折するとほどなく右手の児童公園の中に墳丘と思しき小山が木立とともに視界に入りました。車の往来が激しく、大型店舗の立ち並ぶ通り沿いという古墳にとっては残念な立地です。宅地化の波がひたひたと墳長104mの墳丘に迫っています。最近アップした甲斐銚子塚古墳と周囲の環境は大きく違います。それでも国指定の史跡であればこそ、現在まで保存できたのかもしれません。それに河原石による葺石が動画で紹介するようによく残っています。築造当時の6C中頃は今のような木立が並び立ってはいなかったわけですから、石の塊のような墳丘が人々の目を奪ったに違いありません。


   紹介した三つの古墳は前橋大島駅から前橋駅(その逆ルートでも)に至るコースにあります。アップダウンはほとんどなく楽に歩けます。


前橋二子山古墳データ

所在地 群馬県前橋市文京町

形状 前方後円墳

築造時期 6C中頃

規模 墳長 104m 後円部72m 高さ11m 前方部76m 高さ9.5m

出土品 人物埴輪

史跡指定 国指定

特記事項 周堀あり

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