今回は復元古墳のモデルともいわれる神戸市垂水駅にほど近い五色塚古墳を紹介します。墳長194mもある巨大な前方後円墳です。これまでアップした古墳でいえば西山古墳(前方後方墳)(クリックすれば飛べます)よりひとまわり大きく、巣山古墳(クリックすれば飛べます)よりはひとまわり小さいというイメージでしょうか。ただ五色塚古墳は前方部の先にJR山陽本線と山陽電鉄の線路をはさんで(動画6に電車が通過するところが映っています)明石海峡がそこまで迫り、周囲はマンションに囲まれているので、西山、巣山とはまた違った趣です。見上げることしかできないそんな感じであることは動画から十分わかるのではないでしょうか。

 墳丘にのぼり明石大橋と淡路島方面の遠景は、現代に残る古代の遺産とよくマッチしているように思えます。

 被葬者は容易に想像できるように明石海峡はじめ水運を支配した豪族といわれており、全面に葺かれた223万個にのぼる葺石には淡路島産も使われているそうです。日本書紀の神功皇后摂政元年の2月条には淡路島から石を運んで古墳をつくったという記事があり、それが五色塚古墳ではないかとの解釈もあるようです。残念ながら後円部に存在すると考えられる埋葬施設は発掘は行われておらず副葬品など詳細は不明です。ただ、三段築成の墳丘に置かれた埴輪は詳細に調査されたようで、動画でご覧頂けるように鰭(ひれ)付の円筒埴輪や鰭付き朝顔形円筒埴輪などが発見されています。

 アクセスは垂水駅北口に出て左にある信号を西側にわたり北をみると次の信号が見えます。その手前に五色塚方面と⇒が出ています。⇒にしたがい西側方面に10分ほど歩くと左手に古墳公園が見えます(撮影2014年12月17日、2015年7月8日)。



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五色塚古墳基本データ

所在地 兵庫県神戸市垂水区

形状 前方後円墳 段築 葺石あり

規模 墳長194m、後円部径125m 高さ18m、前方部幅81m 高さ11.5m

築造時期 4C

出土品 円筒等埴輪

史跡指定 国指定

特記事項 動画にも映っている小壺古墳は径60mの円墳。五色塚古墳よりやや早い時期の築造といわれています。


  

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