考古学的に重要なことはわかるのですが
 今回紹介するのは枚方市の禁野(きんや)車塚古墳です。訪れたのは冬でしたが、公園は雑木林の山の後円部に殺風景なグランドが広がっているだけで少々がっかりしました。しかし、説明板によれば2008年の調査で墳長は、考えられていたよりも長い120mに達し、前方部は箸墓古墳と類似するバチ型であることが明らかになったそうです。前方部側に位置する天野川流域の大阪府で最古期(4C初頭)にまで遡れる重要な前方後円墳です。よく整備管理された牧野車塚古墳のあとに訪ねたこともあって、それほど重要な古墳であれば、もう少し整備すればよいのにと思いました。荒れ果てたままになってしまうとすればとても残念です。

 アクセスは京阪電鉄交野線宮之阪駅から徒歩で5分です。線路沿いに南に下り線路を渡れば古墳のある公園です(撮影2015年1月27日)。

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禁野車塚古墳データ

所在地 大阪府枚方市宮之阪

形状 前方後円墳

規模 墳長 120m 後円部径 63m 高さ9.9m、前方部幅55m 高さ4m

築造時期 4C

出土品 円筒埴輪片

史跡指定 国指定

特記事項 大阪府で最古期に築造された前方後円墳