今回は奈良県広陵町の馬見古墳群に属する巣山古墳です。同じ古墳群のナガレ山古墳は既にアップしていますが、巣山古墳の墳長はその二倍、220mにも達します。群中、最大クラスの古墳です。しかし雑木林が全面を覆っているために動画をもってしてもその雰囲気を味わっていただけるかはわかりません。ただ動画でも一部映っている周濠とセットでみると、その規模の大きさは理解できるのではないでしょうか。築造当時は雑木林の代わりに葺石と円筒埴輪が墳丘を覆っていました。復原されたナガレ山古墳を思い出して頂きたいと思います。

見る側からすると、動画1、西側からの眺めは、全体像を見下ろす感じになり条件はよいと思います。蓋形、家形、水鳥など形象埴輪の出土でも大変有名です。考古学的には、そうした埴輪が多数置配置されていた祭祀が行われた島状遺構が既にアップした津堂城山古墳、いずれ紹介する三重県宝塚1号墳と類似しているとのことです(奈良県広陵町HP巣山古墳概要)。

   アクセスは近鉄高田駅から奈良バスで竹取公園東行で終点まで行き、徒歩5分です。1時間に一本はあります。
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巣山古墳データ

所在地 奈良県北葛城郡広陵町

形状 前方後円墳

規模 墳長220m 後円部130m 高さ25m 前方部幅112m 高さ21m

築造時期 4C

出土品 多数の形象埴輪、滑石製刀子、籠形土器等

史跡指定 国の特別史跡(古墳では宮崎の西都原古墳、高松塚古墳等8か所)