東海道線の線路沿い、海岸まで500mに完存する前方後円墳
東海道線の片浜の駅から東に4-5分住宅街を歩くと、今回の古墳のある公園に到着です。しかも、車窓からも確認できる線路沿いですから、迷うこともありません。墳長53mと中型の前方後円墳ですが、後円部、前方部ともによく残っています。後円部頂には神社、神明社がありますが、前方部にかけて墳丘が削り取られているということもないようです。近年、出土した土器の詳細調査によってそれまでの中期古墳から、前期古墳に変更されています。ただ、3C央なのか、後半なのか4C初頭なのかはわかっていません。それに前方部が長く見え、そのため、墳長は53mをはるかに超えるようにみえます。おそらく前方部先端の封土が流れ出ているのではと想像します。それとも関連しますが、他の古墳と違って墳丘が砂利と砂でできているために、封土の流出というのが常々問題となってきたよす。そのため、動画にも映っているコンクリート製の壁を設けています。木々に隠れてあまり見えないのは見学者にとりありがたいことです。周濠の跡ではと思われる墳丘北側を歩いていると、貨物列車が通過していきました。被葬者にとっては落ち着いて眠れないかもしれませんね(撮影2022年3月中旬)。
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東海道線の片浜の駅から東に4-5分住宅街を歩くと、今回の古墳のある公園に到着です。しかも、車窓からも確認できる線路沿いですから、迷うこともありません。墳長53mと中型の前方後円墳ですが、後円部、前方部ともによく残っています。後円部頂には神社、神明社がありますが、前方部にかけて墳丘が削り取られているということもないようです。近年、出土した土器の詳細調査によってそれまでの中期古墳から、前期古墳に変更されています。ただ、3C央なのか、後半なのか4C初頭なのかはわかっていません。それに前方部が長く見え、そのため、墳長は53mをはるかに超えるようにみえます。おそらく前方部先端の封土が流れ出ているのではと想像します。それとも関連しますが、他の古墳と違って墳丘が砂利と砂でできているために、封土の流出というのが常々問題となってきたよす。そのため、動画にも映っているコンクリート製の壁を設けています。木々に隠れてあまり見えないのは見学者にとりありがたいことです。周濠の跡ではと思われる墳丘北側を歩いていると、貨物列車が通過していきました。被葬者にとっては落ち着いて眠れないかもしれませんね(撮影2022年3月中旬)。
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